3月20日に開幕した熱戦続きの【腕時計オリンピック】、ついに全ての決着がつきました!
約1カ月に及ぶ激闘を制したのはあのブランドです…!!!
本記事では、準決勝のハイライトと、今大会の総まとめを行いたいと思います。
ベスト8→4の戦い全4試合のハイライトと戦評はこちらです→【腕時計オリンピック】4強出揃う!ハイライトと優勝予想【予想外の結果…】
目次
腕時計オリンピック トーナメント表 ベスト4
まず初めにこちらをご覧ください。これが出場32ブランドとベスト4の陣容です。
ここから1位~4位まで予想してみて下さい。何個当てられることができるでしょうか?
こちらがベスト4の陣容となっています。
カシオの快進撃は凄いですね。セイコーが敗退したので、日本勢全滅かと一瞬思ったのですが、ノーシードからの伏兵がいました。
高価格帯のブロックは実力通りというところでしょうか。
パテック・フィリップはさすがの実力。反対の山は、ロレックスが初戦敗退は想定外でしたが、ランゲアンドゾーネはやはり強いですね。
そして、ベスト4に残った創業国別でみると…
日本: 1
英国: 1
スイス: 1
ドイツ: 1
となっています。
これを始める前は、スイス勢が独占すると思っていたのですが、意外や意外、いい感じにバラけていますね。国際大会感があっていいです。笑
基本理念
1. 人気No.1の時計ブランドを決める
2. こんな時だからこそ、誰でも楽しめる企画にする
3. 時計に興味がない人にも、時計に興味を持ってもらえるような企画にする
ルール
1. この対戦は、ツイッターのアンケート機能で行う。
2. 例えばロレックスvsブレゲの場合、好きな方のボタンを押して投票する。
3. 毎日正午12時ごろにスタート(専用のツイートをします)、翌日の10時に締め切り。
4. 投票の数が多い方が勝ち進む。
5. これを優勝が決まるまで行う。3位決定戦も行う予定。
6. 対戦は一日二試合。
↑これが、大会を運営していたTwitterアカウントです。
腕時計オリンピック準決勝~決勝 全4試合のハイライト
ちなみに、各ブランドの階級(クラス)は、上の表を元にしています。
クラス分けや表の見方の詳しい説明はコチラ→1記事でわかる!時計ブランド44社の特徴と格付け 2020年度版
大会十七日目 準決勝: チューダー VS カシオ
この予想は難しかったです。カシオは格上を次々に倒してきている台風の目、勢いがあります。
一方チューダーは、セイコーを抑えています。
セイコーとカシオは、価格帯やユーザー層が似ている気がするので、そう考えると今回もチューダーがカシオを抑えると考えます。
よって、55:45でチューダーの勝利を予想したのですが結果は…51:49でチューダーが僅差で勝利!
カシオも階級から考えれば、大健闘でした!!チューダー決勝戦進出!カシオは三位決定戦へ。
大会十八日目 準決勝: ランゲアンドゾーネ VS パテック・フィリップ
この対戦は激熱です!雲上同士の対戦!時計界の神々の大戦とでも言えましょうか。笑
それくらい、頂上決戦、実質決勝戦と言えるかもしれません。
ランゲアンドゾーネは時計ファンから、パテック・フィリップに双璧を成せる唯一のブランドだと言われてきました。
そしてこの戦いでついに肩を並べます。おそらく多くの時計ファンが望んでいた夢の対戦カード!大注目の試合!
どっちが勝ってもおかしくない試合、僕は49:51でパテック・フィリップの勝利を予想したのですが、結果はなんと53:47でランゲアンドゾーネの勝利!!!
これはすごかったです。両者譲らぬシーソーゲームだったのですが、最後はランゲが神越えを果たしました。
ランゲアンドゾーネ決勝進出!パテック・フィリップは三位決定戦へ。
大会十九日目 三位決定戦 カシオ vs パテック・フィリップ
三位決定戦はカシオvsパテック・フィリップという超格差対決になりました。その格差は驚異の9クラス差!
G-SHOCKという究極のツール時計を持つカシオ、カラトラバをはじめ究極美の時計を作るパテック・フィリップ。まさに両極端の対決ですね。
さて、世の時計好きはどちらを選ぶのか?…その結果は、、、32:68でパテック・フィリップの勝利となりました!
これでカシオは四位、パテック・フィリップは三位となりました。
大会二十日目 決勝戦 チューダー vs ランゲアンドゾーネ
いよいよ最終回の決勝戦は低~中価格の覇者チューダー vs 中~高価格帯の覇者ランゲアンドゾーネの対決です。
以外にも非スイス勢同士の対決となりました。その結果は…33:67でランゲアンドゾーネの勝利となりました!!
圧巻の強さを見せたランゲアンドゾーネ、腕時計オリンピック2020優勝です!!!!
惜しくも敗れたチューダーは準優勝となりました。
腕時計オリンピック2020 最終結果
約1カ月続いた腕時計オリンピック2020 最終結果は以下のようになりました。
優勝: ランゲアンドゾーネ
準優勝: チューダー
第三位: パテック・フィリップ
第四位: カシオ
優勝のランゲアンドゾーネは、ブライトリング、オーデマ・ピゲ、ブレゲ、パテック・フィリップ、チューダーと物凄いメンツを相手に勝ち進んできています。
まさに世界五大時計キラーではないでしょうか。
ランゲアンドゾーネの歴史は、時計産業による村おこしから始まって、戦争で一度はブランドが国に接収されても、復活し世界五大時計に名を連ねるなど、常に逆を乗り越えてきました。
そしてこの腕時計オリンピック2020で、ついに頂点に立ったわけです。スイス勢に負けないという姿勢が結実したのではないでしょうか。
また、カシオは、今大会の台風の目となりました。
価格帯では最も安い価格帯であり、機械式時計優位の中、G-SHOCKという独自の武器で格上をどんどん越えていく様は痛快でした。
また、ジャガールクルトvsヴァシュロン・コンスタンタンの延長戦は個人的に印象深い対戦でした。
ロレックスが開幕戦で敗れるという波乱の幕開けとなった今大会ですが、多くの方に参加頂き、総投票数はざっと600票程度だったかなと思います。ありがとうございます。
新型コロナウィルスで、東京オリンピックが延期になり、外出自粛を余儀なくされる中で、「何か自宅で楽しめないか」ということで企画した腕時計オリンピック、いかがだったでしょうか??
僕個人としては、皆様のおかげで、とても楽しく毎日過ごすことができました。本当にありがとうございました。
また何か企画したいと思います!
それではまた!ありがとうございました!