オメガ スピードマスターを持っている皆さん、映画は好きですか?
スピードマスターと言えば、NASAの公式腕時計としてアポロ計画で月面に降り立った歴史的名作腕時計ですよね。
今回は、映画好きでもある僕が、スピードマスターオーナーに見て頂きたい映画を5つ、紹介したいと思います!
これから紹介する映画を見れば、スピードマスターの功績をより深く理解でき、そしてより愛着が湧くでしょう。
外出自粛が続いていて、家で暇をしている方にもおすすめの映画です!
目次
オメガ スピードマスターを持っているなら観るべき映画5選
1: ファースト・マン
人類で初めて月面に足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いたドラマ。ジェームズ・R・ハンセンが記したアームストロングの伝記「ファーストマン」を原作に、ゴズリングが扮するアームストロングの視点を通して、人類初の月面着陸という難業に取り組む乗組員やNASA職員たちの奮闘、そして人命を犠牲にしてまで行う月面着陸計画の意義に葛藤しながらも、不退転の決意でプロジェクトに挑むアームストロング自身の姿が描かれる。(引用: https://eiga.com/movie/88164/)
まず初めに紹介する映画は、2019年公開の「ファースト・マン」です。
ハリウッド界きっての時計通であるライアン・ゴズリングが、アポロ11号のニール・アームストロング船長役を務めます。
もちろんミッション時の腕にはオメガのスピードマスター。オフの私服のシーンでは、ヴィンテージのオメガを着けているのがちらりと写ります。
おそらくコンステレーションかと思います。似た時計を、ラ・ラ・ランドでも着けていましたが、同一ものかどうかは判断できませんでした。
いずれにしても、時代背景や衣装と合った素晴らしい時計選びとセンスだと思いました。
この映画を見れば、オメガスピードマスターが、いかに危険と困難に満ちた冒険に挑んだのか、その偉業の凄さを感じることができると思います。
2. アポロ13
アポロ11号から16号までの月面探査船計画でただ一機月に到達できなかったアポロ13号、その絶体絶命の危機と地球への生還描く人間ドラマ。第68回アカデミー賞で、編集、録音の2部門を受賞。(引用: https://eiga.com/movie/42125/)
2本目の映画は1995年公開の「アポロ13」です。
スピードマスターは、月面に降り立った時計“ムーン・ウォッチ”として知られていますが、アポロ13号は宇宙飛行中に重大な事故が発生し、月面に着陸することができませんでした。
しかし、スピードマスターの真価が発揮されたのは、まさにこのアポロ13号の危機的状況でした。
この映画ももちろん実話ベースであり、実際にクルーがスピードマスターのクロノグラフを使って、エンジンを決められた秒数噴射する描写が観れます。
「最も成功した失敗」「偉大な失敗」など、数々の伝説を残した冒険とクルーの命を救ったスピードマスターの物語です。
ちなみに、これによりオメガはNASAから”スヌーピー賞”を受賞し、スピードマスターにスヌーピーを描いたモデルもあります。
3. ドリーム Hidden Figures
1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフ、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンの知られざる物語を描いたドラマ。ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた61年、米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。(引用: https://eiga.com/movie/86262/)
3本目の映画は2017年公開の「ドリーム(英名: Hidden Figures)」です。
この映画も実話に基づいた話です。この映画の物語は1960年代初頭のことで、スピードマスターは劇中には出てきません。
なぜなら、スピードマスターが公式にNASAに採用されたのは1965年のことだからです。
しかし、NASAの腕時計探しは実際には1961年から始まっています。その際には、NASAのエンジニアが身分を隠し、ヒューストンのショップで市販のクロノグラフを購入したそうです。
したがって、この映画にはスピードマスターは登場しませんが、この裏でNASAの時計選びが極秘に行われていたと思うと面白いです。
映画として感動しますし、かなり面白いのでおすすめです。
4. THE LAST MAN ON THE MOON
4本目の映画は2014年公開の「THE LAST MAN ON THE MOON」です。
この映画は、アポロ17号で月面に降り立った最後の宇宙飛行士「ジーン・サーナン」本人が登場し、当時を語るドキュメンタリー映画です。
残念ながら日本語字幕や吹き替え版はなく、Full Englishです。
この映画の凄いところは、何といっても映像の迫力と緊張感、絶望感、美しさ、神々しさ…など、挙げればキリがありません。
当時の本物の映像を使って、本人の言葉で映画にしているので、他の作品とは圧倒的なリアリティさを目の当たりにすることができます。
それは決して綺麗とか美しいとかだけでは済まされなく、得体の知れない絶望感や恐ろしさも同時に伝わってくる内容です。
英語が分からなくても、映像だけでも見る価値がある作品です。
5. アルマゲドン
小惑星の接近で滅亡の危機に瀕した地球を救うべく宇宙に旅立つ男たちの死闘を描いたヒューマン・アドベンチャー。テキサス州に匹敵する大きさを持つ巨大なアステロイド(小惑星)が地球に接近、ニューヨークが無数の隕石群に包まれた。計算の結果、18日後には地球に衝突することが発覚。人類滅亡を回避すべく、NASA 総指揮官トルーマン(ビリー・ボブ・ソーントン)は、小惑星の表面に穴を開け、地中で核爆弾を爆発させれば軌道を変えることができるという案を聞き、石油採掘のプロ、ハリー(ブルース・ウィリス)に惑星上での掘削を依頼する。(引用: https://eiga.com/movie/42262/)
5本目の映画は1998年公開の「アルマゲドン」です。
すみません、これはスピードマスターは全く関係なく、完全に僕の趣味の押し付けです。笑
これまでの4本とは違い、完全にフィクション映画ですが、宇宙を題材にした映画としては超有名作品ではないでしょうか。
僕がこの映画を最初に見たのは小学校4年生のときでした。それはそれは感動して、ラストで泣きました。(小学生を泣かせるってすごい)
もうBGMやエアロスミスの音楽が最高だし、宇宙服に身を包んだ男たちがかっこよすぎるし、スペースシャトルかっこいいし、300作品近く映画を見ても、今なお僕の好きな映画第一位です。
特に好きなシーンは、大統領の演説シーンです(上にクリップした映像)。最高にかっこいい…!!!
特に目指してはいませんでしたが、何の因果か、今僕は彼らと全く同じ仕事をしています。そして、副業で宇宙開発に関わる仕事を手伝っています。
人生って不思議です。自然と引き寄せられていくのでしょうか。
まとめ
1. ファースト・マン
2. アポロ13
3. ドリーム
4. THE LAST MAN ON THE MOON
5. アルマゲドン
いかがだったでしょうか?
今回は、オメガ スピードマスターを持っているなら観るべき映画5選を紹介しました(1本は単純に自分が好きなものの押し付け。笑)
映画として面白いのはもちろん、実話に基づく話で、スピードマスターの歴史や功績をトレースすることができるのでおすすめです。
スピードマスターを巻いて、これらの映画を観ると、まるで宇宙の冒険の一員になったように感じ、映画から“帰還”するころにはきっとスピードマスターに一層の愛着が湧いていることでしょう。
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なお、宇宙開発と腕時計については宇宙好き必見!あの宇宙飛行士を支えた腕時計とその物語 5選でもまとめているので、合わせてご覧ください。
それではまた!ありがとうございました。