『社会人になってしばらくたったし、そろそろ良い時計がほしい』
『単なるファッションアイテムではなく、財産になる時計が欲しい』
『でもどんなブランドがいいんだろう?』
『どれくらいの値段の時計がいいんだろう?』
本記事では、こういった疑問に答えるため、30代男性におすすめの時計ブランドランキング ベスト10を発表します。
さらに、記事の後半には「理想の時計に出会うための思考法3ステップ」を公開しています。
この記事を書いている僕は、腕時計愛好歴4年、有名雑誌の時計レビュー企画で1000通の中から大賞に選ばれたり、腕時計コンサルタントとして一人ひとりにぴったりの腕時計を見つけるお手伝いをしています。
私は今でこそ、大の時計好きですが、腕時計に興味が出てきた当時は、時計に関して知識が全くなく、とにかくがむしゃらに調べて時間を浪費していました。
そこで本記事は、当時の自分に見せたいと思えるような記事にしていますので、同じ境遇の方の参考になれば嬉しいです。
当時の僕の思考や行動、運命の一本への出合い方を振り返って綴ってみた体験談はコチラです→正規店で購入!ロレックス サブマリーナを最初の腕時計に選んだ理由
目次
30代男性におすすめの時計ブランドランキング ベスト10
まず初めに、30代男性におすすめの時計ブランドランキングベスト10を紹介します。
そして後半部分で、どんな基準で時計を選ぶのか?値段はどれぐらいが良いのか?などの、選び方や考え方を詳しく解説していきます。
第1位: ロレックス
30代男性におすすめの時計ブランド第一位は「ロレックス」です。
なぜならロレックスの製品は、時計界トップの「堅牢さ」「高精度」「資産価値の高さ」を有するからです。
ロレックスが使用している904Lという特別ステンレスは傷や腐食に強いものの扱いが難しく、時計ブランドとしてはロレックスしか扱えないと言われています。
また、通常の機械式時計の精度は日差+/-20秒程度なのに対し、ロレックス製品は全て日差+/-2秒という超高精度を実現しています。
その結果、実用時計の頂点と言われ、ロレックスの時計は世界的に人気を博し、値崩れしにくい高い資産価値を持っています。
何かの分野において突出しているブランドは多々ありますが、すべての面でバランスが良いのはロレックス一択です。
クロノグラフの「デイトナ」、ダイバーズウォッチの「サブマリーナ」、パイロットウォッチの「GMTマスターⅡ」、3針スポーツの「エクスプローラー1」など、各分野の歴史的なモデルを多数有しています。
個人的に特におすすめなのは、エクスプローラー1です(上の画像のモデル)。
非常にシンプルなので、価格もロレックスの中では比較的安く、上司やお客さんの前でも着けやすいですし、スーツから普段着までマルチに活躍する万能時計だからです。
ロレックスの特徴についてさらに詳しく知りたい方はコチラの記事がおすすめです→なぜ、最初の高級時計にロレックスが最適か?5つの理由とおすすめモデル紹介
第2位: グランドセイコー
30代男性におすすめの時計ブランド第二位は「グランドセイコー」です。
なぜならグランドセイコーの製品は「一級品の美しさ」「堅実さと挑戦心」「高い実用性」を持つからです。
グランドセイコーは、1960年にセイコーから独立して歩みだした、日本のクラフトマンシップの結晶ともいえるブランドです。
針やインデックス、時計の本体や尾錠に至るまで磨きが凄まじく、室内の照明下でさえ、凛とした光を放ちます。
これを、グランドセイコーは“光を研ぐ”と表現していますが、まさに美術館に展示されている日本刀のような、一級品の美しいオーラと輝きを放っています。
この外装の質の高さは、個人的には世界五大時計に数えられるパテック・フィリップやランゲアンドゾーネに次いでいるとさえ私は思っています。
グランドセイコーは、「最高の普通を作る」という理念を掲げているのですが、この磨きこみと輝き方は普通ではありません。
また、グランドセイコーといえば、機械式とクォーツの配合モデルである「スプリングドライブ」が世界的にも有名です。
これは、他社には真似できない唯一無二のムーブメントで、“月差”15秒という極めて高い精度と耐久性を誇ります。
個人的に特におすすめなのが、SBGA211です(上の画像のモデル)。
一見シンプルな時計ですが、ムーブメントには「スプリングドライブ」、文字盤には「スノーフレーク」というセイコーの諏訪工場から見える山々に降り積もる新雪をイメージした文字盤が採用されています。
グランドセイコーらしさが凝縮されたモデルで、世界中にファンがたくさんいる時計です。
一見普通のように見えて、実は凄いという「能ある鷹は爪を隠す」的な時計が欲しい人におすすめです。
グランドセイコーについて熱く語っている記事はコチラです→知ってた?あの有名時計ブランドのロゴと誕生秘話ベスト5
第3位: IWC
30代男性におすすめの時計ブランド第三位は「IWC」です。
なぜならIWCの製品は「控えめながら漂う上品さ」「永久修理」「長い保証期間」を持つからです。
IWCはスイスの中でも珍しいドイツ語圏に位置するブランドです。そのためか、ドイツらしい上品で剛健な製品を作ることで知られています。
また、このクラスでは珍しく、自社製品であれば永久に修理することを謳っています。
エントリー機には、汎用ムーブメントを改造して搭載しコストカットを実現する一方で、上位機種には自社ムーブメントを搭載、さらに複雑機構時計も製作するなど合理的な経営をしています。
汎用ムーブメントを使うと言っても、IWCがゴリゴリに魔改造を施しているようで、使用感が良く、時計愛好家からの評価も高くなっています(最近はエントリー機にも自社製ムーブメントを搭載するようになってきました)。
さらにIWCの魅力的なポイントは、保証期間の長さです。通常の時計メーカーであれば2年程度が一般的ですが、IWCはなんと8年間の保証を付けてくれます。
個人的に特におすすめなのが、パイロットウォッチである「マーク」シリーズです(上の画像のモデルは最新のマーク18)。
マークシリーズのオリジナルである「マーク11」が誕生したのは1948年のことです。イギリス空軍のパイロットのための時計でした。
1948年から現在までマーク11,12,15,16,17,18と続いてきており、全ての世代で高い耐磁性と視認性、スマートでシンプルなデザインを貫いています。
控えめながらも良いモノ感が漂う上品な時計が欲しい方にピッタリです。
IWCについて触れている記事はこちらです→人と違う腕時計が欲しい人へ!時計愛好家も唸る通な時計ブランド5選
第4位: オメガ
30代男性におすすめの時計ブランド第四位は「オメガ」です。
なぜなら、オメガの時計は「高い耐久性」「豊富なストーリー」「ランニングコストの安さ」を持つからです。
オメガと言えば、日本ではロレックスに次いで人気のあるブランドで、世界的にも非常に人気のあるブランドです。高精度で頑丈な時計を作ることを得意としています。
オリンピックの公式スポンサーや、アポロ計画で月面に着陸した腕時計、世界的スパイ映画ジェームズボンドの腕時計など、その名の通り極限の環境で活躍する時計が数多く存在するブランドです。
そんなオメガの一番の特徴は「コーアクシャル」というムーブメントです。
マスタークロノメーターという究極の試験を課され、最強ともと言えるスペックを持ちます。
特に「耐磁性」はずば抜けていてMRIに入れても壊れないほど。電化製品や磁力にさらされる現代の強い味方です。
さらに。通常時計のオーバーホールが3~5年周期なのに対して、コーアクシャルはオーバーホール周期が8~10年となっておりランニングコストが安いことも特徴。
NASAの公式時計として月面に降り立った「スピードマスター」や、ジェームズボンドの時計としても名高いダイバーズウォッチ「シーマスター」が二枚看板。
個人的に特におすすめなのが、アポロ11号と共に人類初の月面着陸を経験した「スピードマスター」です(上の画像のモデル)。
月面に降り立った時計として有名なばかりでなく、NASAの公式装備品に採用されるほど高いスペックを持つ時計です。
1957年から変わらないデザインはクラシカルで、20代がつけていても全く嫌みがありません。歴史的名品かつ、非常に好感度が高い一本です。
スピードマスターに隠された物語や、宇宙開発に携わる時計について気になる方におすすめ記事はコチラです→宇宙好き必見!あの宇宙飛行士を支えた腕時計とその物語 5選
第5位: パネライ
30代男性におすすめの時計ブランド第五位は「パネライ」です。
なぜなら、オメガの時計は「ユニークな歴史」「独特な柔らかい雰囲気」「アイコニックな見た目」を持つからです。
パネライは、時計業界では珍しくイタリアで1860年に創業されたブランドです。
そのためか、どこか柔らかく、独特の雰囲気を醸し出す時計が特徴的です。休日のカジュアル着には最高の相棒となるでしょう。
しかし、その歴史は謎に包まれており、1930年代にイタリア海軍の特殊潜水工作部隊に納入されはじめ、近年まで門外不出のブランドでした。
市場の明るみに出るのは、実に1992年、冷戦終結以降のことです。そしてその独特のデザインから、2000年代の”デカ厚時計”ブームを作り出した。アイコニックな時計を作るブランドです。
個人的に特におすすめなのが、「ルミノール」というモデルです(上の画像のモデル)。
ルミノールは、1950年代に誕生したモデルで、特徴的なリューズガードが付いています。
パネライの時計はデカくて分厚いものが多いのですが、ルミノール「PAM1048」というモデルは、40mmと非常に扱いやすいサイズであり、日付表示の丸窓がとてもよいアクセントになっていて、個人的に一番欲しいモデルです。
パネライの詳しい歴史や解説はコチラの記事に書いています→タフな時計が欲しい!ダイバーズウォッチの選び方とおすすめ10選
第6位: ブライトリング
30代男性におすすめの時計ブランド第六位は「ブライトリング」です。
なぜなら、ブライトリングの時計は「パイロットウォッチとクロノグラフの名門」「高い精度を持つ」「独特の世界観」を持つからです。
ブライトリングの創業は1884年。
1910年代、飛行機の黎明期に、クロノグラフ(ストップウォッチ機能付き時計)を世界で初めて開発し、1969年には、自動巻きクロノグラフを世界で最初に発表したメーカーの一つとなりました。
ブライトリングの時計は世界中のパイロットに人気で、特にアメリカではパイロット協会の公式時計になるほどでした。
2000年代に入ってからは、すべての製品をクロノメーター級(精度が日差-4~+6秒)にするなど進化を続けているブランドです。
ブライトリングの時計は、良くも悪くもゴツくてギラギラしたものが多かったのですが、近年CEOが交代し、シンプルかつスマート路線へ変更しています。
ブライトリングは顧客をとても大切にしていて、メンバーズサロンがあったり、オーバーホールでの優遇や、公式グッズの展開が豊富です。
しかもその公式グッズがどれもカッコいいので、ついつい欲しくなってしまいます(私もたくさんもってます)。オーナーであることを実感させてくれるブランドです。
個人的に特におすすめなのが「ナビタイマー」というモデルです(上の画像のモデル)。
特に1952年に開発されたナビタイマーは、クロノグラフと回転尺を搭載し、パイロットが様々な計算をできるようにした画期的な時計です(フライトコンピューターと呼ばれる)。
ブライトリングの中でも、特に歴史のあるモデルで、パイロットウォッチのアイコンとも言える歴史的時計です。
ブライトリングのナビタイマーやパイロットウォッチの詳しい解説や選び方についてはコチラの記事がおすすめです→いい大人の休日時計!パイロットウォッチの選び方とおすすめ10選
第7位: カルティエ
30代男性におすすめの時計ブランド第七位は「カルティエ」です。
なぜなら、カルティエの時計は「メンズ腕時計の生みの親という歴史」「高貴なオーラ」「高いネームバリュー」を持つからです。
カルティエと言えば「王の宝石商、宝石商の王」と言われる、宝石ブランドの泣く子も黙る大ブランドです。
しかし実は、時計の歴史も長く、それどころか時計史に残る大偉業を残しています。それは「世界で初めてメンズ腕時計を作った」ということです。
この時計は飛行機の黎明期に、カルティエの三代目党首ルイ・カルティエが友人のパイロットのために作った時計です。1904年のことです。
カルティエの時計は、「ローマ数字」が使われていて、独特な高貴なオーラがあります。さすが宝石ブランドといったところでしょうか。
さらに、時計に興味がない人も知っている、絶大なネームバリューがあります。女性にもウケが良いはずです。
個人的に特におすすめなのが「サントス ドゥ カルティエ」というモデルです(上の画像のモデル)。
この「サントス」は、1904年にルイ・カルティエが友人であり飛行家のアルバート・サントスのために作った時計が始まりです。
数あるサントスの中でも、「サントス ドゥ カルティエ」は、必要十分な防水性(100m防水)とスポーティなプロポーションも備えています。
そして文字盤には、高貴なローマ数字を配し、クラシカルでありながらも現代的で、絶妙なバランスを実現しています。
さらにストラップもワンタッチで変える事ができ、タキシードからデニムまで合わせることができる守備範囲の広さは魅力的です。
カルティエの偉業とサントスの詳しい解説はコチラの記事です→【名作に宿る歴史と物語】生涯付き合える大定番の傑作腕時計12選
第8位: ゼニス
30代男性におすすめの時計ブランド第八位は「ゼニス」です。
ゼニスはクロノグラフ(ストップウォッチ機能付き時計)の超名門ブランドです。
ゼニスには「エルプリメロ」というモデルがありますが、実はそれはムーブメントの名前です。普通、ムーブメントの名前がモデル名になることはありません。それほど、歴史的名機だということです。
また、スケルトンモデルも多く、名機エルプリメロを存分に見て楽しむことができるのも嬉しいポイント。
一方でパイロットウォッチの名門でもあり、古くからパイロットウォッチを作っていました(“Pilot”と文字盤に書くことができるのはゼニスのみ)。
近年、次々と意欲作を精力的に発表しているブランドです。
個人的に特におすすめなのが「エルプリメロ」というモデルです(上の画像のモデル)。
エルプリメロは、生きた化石と言えるほどに、古典的な構造をしているだけでなく、1秒間に10振動という最速のハイビートを刻むことがマニア心をくすぐっています。
いわば、クラシックレーシングカーのようなもので、今なお時計マニアから非常に人気を博しています。
あのロレックスのデイトナでさえも、かつてはエルプリメロのムーブメントを載せていたほどの名機です。
クルマやモータースポーツが好きな方におすすめのモデルです。
エルプリメロやクロノグラフについて、さらに詳しく解説している記事はコチラです→車好き必見!この1記事で学べるクロノグラフの選び方とおすすめ5選
第9位: ウブロ
ウブロの特徴
30代男性におすすめの時計ブランド第九位は「ウブロ」です。
「異なる素材とアイデアの融合」をテーマにして、様々な素材を使用したり、カラフルな時計を展開したりと、この価格帯のブランドでは最も革新的かつ前衛的です。
サイズも大きいものが多く、一目でパッと目を引く時計を作っています。
そのためか、スポーツ選手やアーティスト、経営者など、いわゆる“挑戦者”や“成功者”に好まれやすいという印象です。
このクラスの時計はいずれも100年以上続くブランドばかりですが、創業40年程度でこのクラスに入ってくることからもわかるとおり、とても勢いのあるブランドとなっています。
個人的に特におすすめなのが「クラシックフュージョン」というモデルです(上の画像のモデル)。
ウブロの中でも最も歴史のあるモデルで、最もシンプルな時計です。
クラシックフュージョンはその名の通り、シンプルでクラシカルでありながらスポーティです。
さらに素材はチタンを使用し、非常に軽く、同社のアイコンでもあるラバーベルトと相まって、とても軽快です。
軽快さやスポーティさを演出したい方には、うってつけの時計だと思います。
ウブロの歴史や特徴についてさらに詳しく解説している記事はコチラです→万能な高級時計が欲しい人へ!ラグスポ時計の選び方とおすすめ10選
第10位: チューダー
30代男性におすすめの時計ブランド第十位は「チューダー」です。
チューダーは、ロレックスのセカンドラインとして1926年に創業されました。
そのためロレックスと同じパーツが使われたり、形やデザインが似ているものも多いです。
しかし現在は偉大な兄のもとを離れ、独自路線を歩んでいます。
日本には2018年に正式に上陸してきました。 ロレックス譲りの作りの良さや、デザイン、サイズ感の良さが好印象なブランドです。
近年、チューダーのアンティークのダイバーズウォッチが高騰しており、将来性も有望だと思います。
個人的に特におすすめなのが「ブラックベイ 58」というモデルです(上の画像のモデル)。
ロレックスほど煌びやかではなく、どこか親しみの持てるすっきりとしたクラシカルな時計です。
また、チューダーというブランド自体、日本に入ってきて間もないので、時計好き・玄人感を出すことができます。
30代男性におすすめ「理想の時計に出会うための思考法3ステップ」
30代男性と一口に行っても、その状況は千差万別。未婚・既婚や子供の有無によって、好きに使える金額は違うと思います。
また仕事内容やライフスタイルによっても、選ぶべき時計は変わってきます。
では、どのように自分にぴったりの時計を選んでいけばよいのか?
その方法を3ステップで解説していきます。
時計の選び方①: まずは予算を決めよう!
まず、「いくら時計に使うことができるのか?」予算を明確にしましょう!予算を決めれば、選べるブランドがぐっと絞り込むことができます。
個人的におすすめなのは、上のブランド表の赤い枠で囲ったあたりの予算感のブランドです。
このクラスは、“実用時計の最高峰”に位置し、生涯にわたって使うことができ、次世代に引き継いでも十分使うことができる可能性が高いブランドです。
この時計ブランド格付け表について詳しく知りたい方はコチラの記事をおすすめします。色んなブランドを網羅的に知ることができます→1記事でわかる!時計ブランド44社の特徴と格付け 2020年度版
表の一番右に、各ブランドのエントリー機の目安金額を書いていますが、これよりも安いモデルもありますし、並行輸入品や中古ではこの半額以下で買う事も可能です。
並行輸入品ってなに?正規品と何が違うの?という方はコチラの記事をおすすめします→腕時計の正規品と並行輸入品の違いとは?ネットで買うのはありか?
中古品で買うって大丈夫?どんなところに注意して見ればいいの?という方はコチラの記事をおすすめします→【重要】中古の時計を買う前に絶対にチェックするべきポイント5つ
ローンを組むという選択肢もありますが、個人的にはあまりおすすめしません。やはり、時計は余剰資金で買うべきもので、生活費を切り詰めたり、何かを我慢してまで買うべきものではないと思うからです。
逆に言えば、欲しい時計を手に入れるために、仕事を頑張ったり、新しい何かに挑戦するには大いに賛成です。欲しい腕時計を人生の目標にセットすることは素敵だと思います。
私の場合は、そんなにあれもこれも買えないので、ある5つのルールを設けて、限りある予算の中で最大限時計を楽しむようにしています。詳しくはコチラ→その時計買って大丈夫?失敗しない時計の選び方とコレクションの仕方
もしくは、時計に10万円は出せない。でも良い時計が欲しい!という方には、コチラの記事をおすすめします。どれもおすすめできる時計です→安くて良質な時計が欲しい人へ!5万円以下で買える機械式時計10選
時計の選び方②: どの場面で腕時計を使いたいか想定しよう!
予算を決めて、ブランドをある程度絞ったら、次に「どの場面で腕時計を使いたいか?」を考えましょう!
腕時計には5種類のタイプがあります。
①ドレスウォッチ: 時間のみが分かる極めてシンプルで薄い時計。革ベルトがほとんど
②3針スポーツウォッチ: ドレスウォッチをある程度頑丈にしたもの。日付表示付きや、ステンレスブレスレットもある
③ダイバーズウォッチ: ダイバーのための時計。基本的に大きく頑丈で水に強い
④パイロットウォッチ: パイロットのための時計。クロノグラフ、GMTなどの付加機能が与えられているものも多い
⑤クロノグラフ: ストップウォッチ機能付き時計のこと。機能的である反面、分厚くなりやすい
そして、それぞれのタイプで合う・合わないファッションがあります。それらを分かりやすくしたのが、上の時計のドレスコード表です。
例えば、ドレスウォッチは「ブラックタイ~ビジネスカジュアル」のフォーマルな服装にはベストマッチですが、カジュアルにはまあまあマッチ、アウトドアにはマッチしません。
逆に、パイロットウォッチはフォーマルな格好にはマッチしませんが、ビジネスカジュアル~アウトドアにはベストマッチです。
自分がどの場面で腕時計を着用したいのか考えることで、選ぶべき腕時計のタイプが絞れます。
例えば、営業マンが「週5日のスーツで時計を使い、さらに休日の買い物でも着用したいと考えている」とすると、おすすめは「ドレスウォッチ」か「3針スポーツ」になります。
例えば、エンジニアが「週5日のカジュアルなスーツ、たまに作業着で時計を着用し、週末に趣味のアウトドアでも着用したい」とすると、おすすめは「ダイバーズウォッチ」などになります。
ライフスタイルに合わせた、時計の種類の選び方についてより詳しく知りたい方はコチラの記事がおすすめです→あなたは大丈夫?TPOをわきまえたセンスある大人の時計選び
ここまでで、ブランドと選ぶべき時計の種類やモデルがかなり絞り込めると思います。そして後は納得いくまで悩み続けることです。笑
時計の選び方③: どこで買うか検討しよう!
いよいよ買う時計が決まったら、最後はどこで時計を買うか検討しましょう!
実は、時計は買う場所によって大きく値段が異なります。
正規店で買うのか?並行輸入店で買うのか?ネットで買うのか?中古を買うのか?選択肢はたくさんあります。
どこで買うのが一番お得なのか?を検討した記事はコチラです→安く時計を買いたい方必見!あの高級時計を最も安く買う方法とは?
まとめ
第1位: ロレックス
第2位: グランドセイコー
第3位: IWC
第4位: オメガ
第5位: パネライ
第6位: ブライトリング
第7位: カルティエ
第8位: ゼニス
第9位: ウブロ
第10位: チューダー
いかがだったでしょうか?
今回は30代男性におすすめの時計ブランドベスト10を紹介しました。
もしかしたら、「これらのブランドは自分にはまだ早い」と感じる人がいるかもしれません。
しかし、個人的には「今の自分より5~10歳年を取ってから似合う時計」が一番良いと考えています。
それは今の自分よりもレベルの高いものを手に入れることで、色々なことを知り、学ぶことができるからです。着用者自身をレベルアップしてくれます。
①予算を決める
②使用シーンを想定する
③どこで買うか検討する
また、自分にぴったりの時計を探すための3ステップについても解説させて頂きました。
これをすれば、かなり時計が探しやすくなるはずです。