『皆さんは二本目の時計、何を買いましたか？』
私は、セイコーの「SKX007」でした。
初めての時計は、ロレックス サブマリーナ(ノンデイト)で、それから、機械式時計の魅力にどっぷりと浸かり、2本目に買った時計がSKX007です。
本記事では、なぜセイコーSKX007を選んだのか？そして実際に使ってみてどうなのか？を語っていきたいと思います。
ちなみに、時計に全く興味が無かった僕が、初めての時計でロレックスのサブマリーナを選ぶまでの道のり、そして偶然の出会いについては、こちらの記事を読んでもらえると嬉しいです→正規店で購入！ロレックス サブマリーナを最初の腕時計に選んだ理由
目次
ロレックスの次にセイコーSKX007を選んだ理由
僕が2本目の時計にセイコーのSKX007を選んだ理由は、ずばり「安い・強い・かっこいい」時計が欲しかったからです。
そして、その条件を元に色々検討して、バッチリドンピシャで心に刺さったのがセイコーのSKX007でした。
僕は、海外の海上で働いています。そのため、過酷な海上勤務で耐えうる機械式時計が欲しかったんですね。だけど、傷ついたり、万が一壊れても精神的ショックが少ない時計ということで、安くて強い時計を求めました。
ちなみに、どれくらい過酷かというと、夏場の気温は50度、湿度は95%に達します。
さらに、海水や油、砂塵や薬品に晒されるリスクもありますし、機械的な振動や磁気にも晒されます。この環境に、年半分の勤務時間=12時間 x 183日 = 2200時間/年 耐えなければなりません。
そう考えると、まず選ぶべきは「ダイバーズウォッチ」であることは、明白でした。
そして、ダイバーズウォッチの中で、3万円以下で買えて、機械式で…と考えると、選べる時計がグッと狭まりました。
最終的に残ったのが、SKX007と、オリエントのマコⅡでした。最後はデザインの好みで、SKX007を選ぶに至りました。
特に、「SEIKO AUTOMATIC」の文字がかっこよく見えたのが決め手でした。
それから、楽天で約17000円で購入しました(めちゃくちゃ安い)。2017年3月、ロレックスのサブマリーナを買ってから半年後のことでした。
セイコーSKX007が到着！ドキドキの開封と最初の印象
楽天で購入してから、すぐにSKX007が到着しました。写真は、SKX007を取り出した後のものですいません。笑
しかし、箱は必要十分の質感で、中のフカフカのクッションは肌触りも良く、17000円の時計の箱とは思えなかったです。
そして相変わらず「SEIKO」のロゴがかっこいい。
そして、肝心のSKX007の本体は…こんな感じ↓
かかかかかっこいい……。17000円なわけが無い。もっと早く買っておけば良かった。率直にそう思いました。
個人的に萌えポイントは「奥行き」です。
ダイバーズウォッチ特有の、頑丈なベゼルが繊細な針をがっちりと守る壁のように、360度一周していますよね。その壁の奥行き感がたまらなく好きです。
そしてSEIKOのロゴが本当にかっこいい。飾りっ気のないロゴですが、逆に硬派な漢のギア感を出してくれています。
インデックスも丸みを帯びていて、大きく、視認性が良いです。
特に驚いたのは、ベゼルの回し心地です。この価格帯で120クリックは凄いと思いますし、その回し心地もチチチチ…と滑らかに小気味よく回ってくれます。
正直、オメガのシーマスターの質感よりずっといいと思いました。汗
純正のラバーベルトも、蛇腹部分も持たせて、複雑な形状をしています。そして、ベルトのエンドと裏蓋には、波模様が彫られています。これは、嬉しい発見でした。
僕は、特別美しいムーブメントでもない限り(特にダイバーズウォッチやパイロットウォッチ)、シースルーよりも、普通の裏蓋であってほしい派です。
その方が、よりギア感が増しますし、そこにブランドのアイコンが彫られているとさらに嬉しくなるタイプです。SKX007は、波模様ですね。
外国人は、日本のイメージとして、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を持っていることが多いので、これは外国人に嬉しいデティールだと思います。
セイコーSKX007を2年間使ってみてどうか？サブマリーナとの違いは？
SKX007を2年間使い倒してみて、思う事は、最強のセカンド時計だということです。
確かに、サブマリーナほど精度やスペックは高くないですし、高級感もありません。
しかし、それゆえにどんな過酷な環境でも着けていける安心感があります。
実際、僕は先述の過酷な海上環境で2年間使用しましたし、今でも海外旅行では必ずSKX007を付けていきます。かれこれ15か国以上はSKX007と巡っています。
結果的に、満足度は最高です。大好きになります。
ロレックスが凄いのは、高額な金額の時計でハードルが高まっているはずなのに、そのハードルを越えてくる、圧倒的な総合力の高さです。結果的に満足度が最高になります。
対してこのセイコーSKX007が凄いのは、この価格でこんな時計が作れるの！？という具合です。結果的に満足度が最高になります。
サブマリーナもSKX007も、異なるアプローチながら、共に最高の満足度を提供してくれています。
一生使っていけるメイン時計を持っている方に、タフな場面でも使えるセカンド時計としてとてもおすすめだと思います。
SKX007ってどんな時計？詳しい評価は？と気になる方は、こちらの記事でSKX007を詳しく全方面からレビューしています→セイコーSKX007の評価は？海上勤務で2年使った僕がレビュー！
セイコーSKX007と思い出の写真たち
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は、僕が2本目の時計として購入したSKX007について書いてみました。
最近値段が上がってきているようなので、気になる方は、早めに買ってみてもいいかもしれません。
また、腕時計選びで悩んだり、迷っているようでしたら「たったの3ステップで理想の腕時計を見つける方法」をまとめてみました。
これを読めば理想の時計にぐんっと近づけると思います。
ではまた！ありがとうございました。