現金給付の10万円で皆さんは何を買いたいですか？色々と夢が膨らみますよね。
今回は、そんな現金給付金10万円で買いたいセンスの良いおすすめ腕時計10選をシーン別に紹介していきます！
どの時計も「お、いい時計してるな」「センスが良いな」と思われる良い時計ばかりですので、これを読んで前向きに検討してみて下さい。
良い時計をする、センスの良い選択をするということは、気持ちの面で前向きになりますし、仕事やプライベートの充実に繋がる良い自己投資だと思います。
この記事を書いている僕は、腕時計愛好歴4年、有名雑誌の時計レビュー企画で1000通の中から大賞に選ばれたり、腕時計コンサルタントとして腕時計選びの相談を受け付けたりしています(無料)。
ちなみに、予算別おすすめ時計の記事は以下のものがあるので、合わせてご覧さい。
30歳男性スーツ仕事できれい目服好き必見！80万円以下おすすめ時計8選
10万円前後で一目置かれる！スーツに似合うシンプルな腕時計10選
安くて良質な時計が欲しい人へ！5万円以下で買える機械式時計10選
目次
20,30代必見！10万円で買えるおすすめ腕時計10選【2020年版】
上の表は、メンズのファッション(シーン)と時計のタイプのマッチング度を表した表です。
このように、時計にも種類があり、それぞれ得意・不得意とするシーンがあります。
「センスの良い時計とはシーンに合った時計」だと思っていますので、自分が着用したいと考えているシーンに合った時計を選んでみるのが良いと思います。
今回はそのアイデアとして、
●スーツやフォーマルシーン
●夏場のカジュアル着や水辺シーン
●秋冬のシックな服やアメカジなシーン
●ハイキングやアウトドアシーン
の4つに分けて、それぞれ10万円で買えるおすすめの時計を紹介していきます。
服装と時計の合わせ方についてはコチラをご覧下さい→腕時計をおしゃれに着けこなすコツ【メンズの腕時計と服装の合わせ方】
スーツやフォーマルシーンに似合う時計
ここでは、10万円で買える、スーツや襟付きのフォーマル着に似合う時計を4本紹介します。
どんな時計かというと、ズバリ「ドレスウォッチ」です。
ドレスウォッチって何？という方は、ドレスウォッチとは？選び方とおすすめベスト10【全ての紳士必見】をぜひご覧ください。
ドレスウォッチの特徴、メリット・デメリット、選び方、値段別おすすめモデルを教科書的にぎゅっとまとめています。
1: セイコー「プレザージュ SARW035」
フォーマルシーンに似合う10万円で買える時計1本目は、セイコー「プレザージュ SARW035」です。
琺瑯を使ったセイコーのドレッシーな時計です。
綺麗な白色と焼きの入った青針のコントラストが上品でオシャレだと思います。
すでにシンプルなプレザージュをお持ちなので、パワーリザーブ付きのものを選んでみました。
リューズの形状も逆円錐のようで、つまみやすく、質感が高いです。
日本の伝統職人技が感じられる逸品で、非常にセンスが良いと思います。
2. ユンハンス「マックスビル」
2本目は、ユンハンス「マックスビル」です。
ユンハンスは、1861年創業のドイツブランドです。
こちらはバウハウス最後の巨匠と言われた彫刻家、故「マックス・ビル」氏が1962年にデザインした名品の復刻モデル。
ドイツデザインらしい、シンプルで機能的なデザインは、控えめでクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
ケースバックには、マックスビル氏のサインが刻印されています。
サイズは38mmと、ドレスウォッチにはベストサイズ。
歴史的な名作でありながら、この価格で買えるのはかなり魅力的だと思います。
3. フレデリック・コンスタント「クラシック インデックス オートマティック」
3本目、フレデリックコンスタントは「手の届くラグジュアリー」というコンセプトを元にしているスイスのブランドです。
パテック・フィリップに在籍していた人物が関わっているとのことで、デザインはパテック・フィリップによく似たモノが多いです。
デザインが良いモノが多いブランドですが、特にこのモデルはパテック・フィリップの超名作「カラトラバ」によく似たデザインです。
スイス製でこの価格は正直、破格だと思います。
4. ハミルトン「ジャズマスター GMT」
4本目はハミルトンのジャズマスターGMTです。
1892年アメリカのペンシルバニアに創業されたハミルトン。
創業翌年に作られた、ブロードウェイリミテッドという懐中時計が、時間の正確さを求めていた鉄道会社に採用され、それがステップとなり鉄道時計メーカーとして地位を確立していきました。
第二次世界大戦中には、全ての生産ラインを軍用時計に切り替え、計100万個以上の軍用時計を生産し、アメリカ軍に重用されました。500作品以上のハリウッド映画にも時計を供給しています。
まさにアメリカの開拓から発展まで、アメリカと共に歩んできた時計ブランドです。
この時計には、GMTという機能が付いています。文字盤周りに世界の主要都市名が記載されており、一目で世界中の都市が今何時なのかが分かるようになっています。
海外との仕事もあるかもしれないと思い、選択しました。自身が海外に行くときなどにも重宝する機能です。
夏場のカジュアル着や水辺のシーンに似合う時計
ここでは、10万円で買える、夏場のカジュアル着や水辺に似合う時計を2本紹介します。
もちろん通年を通してカジュアル着に似合いますが、特に夏場にぴったりな時計です。
どんな時計かというと、ズバリ「ダイバーズウォッチ」です。
ダイバーズウォッチって何？という方は、ダイバーズウォッチとは？選び方とおすすめベスト10【タフな相棒】をぜひご覧ください。
ダイバーズウォッチの特徴、メリット・デメリット、選び方、値段別おすすめモデルを教科書的にぎゅっとまとめています。
5. セイコー「SRP777 “タートル”」
5本目は、セイコー SRP777 “タートル”です。
1881年に創業されたセイコー。
今では世界中に愛される偉大な日本の時計メーカーですが、特にセイコーのダイバーズウォッチは、出れば必ず外国でニックネームが付けられるほどの愛されものです。
ここで紹介するのは“タートル”のニックネームで知られるモデルです。言われてみると、ケースの形状がカメに似ていますよね。
防水性能は200mとしっかりしており、水の心配をする必要はありません。
数あるセイコーのダイバーズの中でも、このタートルは、どこかクラシカルな雰囲気が漂っていてカッコいいですね。
僕もで書いている通り、ロレックスの次にセイコーSKX007を選んだ理由【最強の2nd時計】セイコーのダイバーズウォッチを持っていますが、非常にかっこよくて満足度が高く、今のが壊れたらこれに乗り換えたいと思っています。
僕の使っているセイコーの詳しいレビューはコチラ→セイコーSKX007の評価は？海上勤務で2年使った僕がレビュー！
6. マラソン「GSAR(ジーサー)」
6本目はマラソンのGSARです。
“カナダの軍用時計ブランド「マラソン」”は、1939年にカナダで設立されました。
ブランド名が浸透していないのは、一般用ではなく各国の政府や軍隊に特化して時計や計器を作り続けてきたためです。
第ニ次世界大戦中、英国軍には「プレシスタ」、カナダ軍には「アダナック」、米軍には「ギャレット」とブランド名の付いた軍用時計が納入されていました。
なんと、これら全ての時計作りに関わっていたのが「マラソン」です。
そんなマラソンの本格ミリタリーダイバーズウォッチがこのGSARです。通常モデルよりもややコンパクトな36mmとなっています。
防水性は300m防水とさすがの強スペックです。本物のミリタリーな雰囲気がビシビシ伝わってくる時計です。
秋冬のシックな服やアメカジなシーンに似合う時計
ここでは、10万円で買える、秋冬のシックな服やアメカジに似合う時計を2本紹介します。
もちろん通年を通してカジュアル着に似合いますが、特に秋冬のシックな服やライダースジャケットなどアメカジな服にぴったりな時計です。
どんな時計かというと、ズバリ「パイロットウォッチ」です。
パイロットウォッチって何？という方は、パイロットウォッチとは？選び方とおすすめベスト10【ロマンある時計】をぜひご覧ください。
パイロットウォッチの特徴、メリット・デメリット、選び方、値段別おすすめモデルを教科書的にぎゅっとまとめています。
7. ハミルトン「カーキアビエーション」
7本目はハミルトンのカーキアビエーションです。
ハミルトンはミリタリー時計も製造していました。
このカーキアビエーションは、1973年に英国空軍のために製造されたヴィンテージのミリタリーウォッチを復刻したものです。
なんちゃって復刻が流行っている昨今ですが、この時計の復刻はガチですね。
よくある、サイズを大きくしたり日付を着けたりという事がなく、サイズから機能まで当時のままです。これは嬉しいですね。
さらに、文字盤のマットな雰囲気、クラシカルなロゴ、アワーインデックスの焼け感など、再現度が高く素晴らしいです。
サイズも小ぶりで、細身のライダースジャケットにも収まりそうです。硬派な雰囲気がいいですね。
これ着けてライダースジャケット着て、バイクに乗りたい…。
8. オリス「ビッグクラウン ポインターデイト」
8本目はオリスのビッグクラウンです。
創業以来、100年以上機械式時計のみを作り続けているオリス。
オリスのビッグクラウンは1910年代、航空機の黎明期のパイロットへ供給していた時計がルーツになっています。
それが1938年に現在の形になりました。
名前にある通り、リューズ(クラウン)が大きいのですが、これは当時のパイロットが皮手袋をしたままでも操作しやすいように配慮していた名残です。
また、瞬時の視認性を高める為おおきなアラビア数字を採用したり、光の反射を抑えるコーディングが施されたりしています。
コインエッジベゼルは、かつて回転式のベゼルを備えていた名残であり、クラシカルなデザインアクセントとして嬉しいポイントです。
また、”ポインターデイト”は、針で日付を表示するもので、オリスが開発した手法です。
コインエッジベゼルに、クラシカルなコブラ針、オリスのアイデンティティであるポインターデイトに、ギョーシェ彫りの文字盤など、この価格では有り得ないくらいの内容です。
手ごろな値段でありながら、しっかりとしたルーツを持ち、本格的な機械式時計を楽しめるとあって、初めての一本にも非常におすすめの時計です。
ハイキングやアウトドアシーンに似合う時計
ここでは、ハイキングやアウトドアシーンに似合う10万円で買える時計を2本紹介します。
どんな時計かというと、ズバリ「3針スポーツウォッチ」です。
ドレスウォッチほど華奢ではないけど、ダイバーズウォッチほど頑丈でなくても良い、そんな中間にある時計で、スマートかつスポーティとなっています。
もちろん街中でも似合います。
あるいは、ガチハイキングなどハードなシーンでは「G-SHOCK」がやはり心強いでしょう。
3針スポーツウォッチって何？という方は、万能な高級時計が欲しい人へ！ラグスポ時計の選び方とおすすめ10選をぜひご覧ください。
ラグスポと3針スポーツは似ているので参考になると思います。
9. セイコー「SARB017 “アルピニスト”」
9本目のセイコー「SARB017」は、別名「アルピニスト」と言い、その名の通り、登山家のためのフィールドウォッチです。
文字盤の周りには、簡易方位計が付いており、太陽が出ていれば、おおよその方角が分かるようになっています。
また、防水性は200mとフィールドウォッチとしては十分すぎるほどで、急な土砂降りや雪山にも対応できる耐久性の高さです。
サイズはケース径39mmと、非常に扱いやすいサイズ。
リューズにはセイコーの頭文字「S」が彫られており、細部までクオリティが高いです。
文字盤は緑色に金色の文字、ベルトは茶革と、クラシカルながら自然によく調和するネイチャーカラーになっています。
他のセイコー商品と同じく、この価格帯では信じられない程、外装の質が高く、ムーブメントは自社製、最高のコストパフォーマンスです。
そのため、世界中のセイコーファンの投票では、数えきれないほどのセイコーの時計の中でも一番人気の称号を得ました(非公式のイベント)。
私は安定して人気のあるダイバーズウォッチのSKX007に投票したのですが、アルピニストは一番にふさわしい納得のクオリティです。
残念なことにこのSARB017は2019年に生産中止となったので、今後値段が上がっていく可能性も考えられます。
山や自然が好きな人に、ぜひおすすめしたい腕時計です。
10. カシオ「G-SHOCK GMW-B5000GD-1JF」
カシオからG-SHOCKが発売されたのは1983年。
これは、1981年にカシオの社員が時計を落として壊してしまったことから、3人のメンバーで常識を壊す時計を造ろうと言うところからプロジェクトが始まったことに由来します。
「トリプル10」（落下強度10m、防水性能10m、電池寿命10年）を目指しており、全てのG-SHOCKはこれをクリアしています。
プロジェクト開始当初、開発は困難を極め、衝撃に耐えるには、時計を覆うクッション材が必要で、テニスボール程の大きさだったそうです。
そんな困難を乗り越えて誕生した初代G-SHOCKの系譜の最新機種であるGMW-B5000GD-1JF。個人的には、このオールブラックが好きです。
どこで時計を買うのがベストか？中古はありか？
ここまで、10本の時計を紹介してきました。そこで次に考えることはこうではないでしょうか？
「どこで買うのがいいの？」「一番お得に買いたいんだけど、どこがいいの？」
僕もいつもそれを考えています。
僕なりの解を、安く時計を買いたい方必見！あの高級時計を最も安く買う方法とは？で書いているのでぜひご覧ください。
また、以下の記事もおすすめです。
【重要】中古の時計を買う前に絶対にチェックするべきポイント5つ
腕時計の正規品と並行輸入品の違いとは？ネットで買うのはありか？
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は、現金給付10万円で買いたいセンスの良い腕時計10選をシーン別に紹介してきました。
いずれも素晴らしい時計で、良い自己投資になると思います。
もう一度おさらいしておくと…
- セイコー「プレザージュ SARW035」
- ユンハンス「マックスビル」
- フレデリック・コンスタント「クラシック インデックス オートマティック」
- ハミルトン「ジャズマスター GMT」
- セイコー「SRP777 “タートル”」
- マラソン「GSAR(ジーサー)」
- ハミルトン「カーキアビエーション」
- オリス「ビッグクラウン ポインターデイト」
- セイコー「SARB017 “アルピニスト”」
- カシオ「G-SHOCK GMW-B5000GD-1JF」
です。
この中から、僕が選ぶなら、、、う～んそうですね、、
ハミルトン「カーキアビエーション」
セイコー「SRP777 “タートル”」
オリス「ビッグクラウン ポインターデイト」
で迷います。
しかし、僕は時計趣味にハマった時に打ち立てた鉄の掟5カ条があり、1年に1本しか買うことができないのです。汗
僕の鉄の掟: その時計買って大丈夫？失敗しない時計の選び方とコレクションの仕方
そして、2020年、30歳の記念ということで、すでに時計を決めています(まだ届いてないのですが)。
30歳の記念時計を考える: あの時計ブランドが似合う年齢は？30歳で買いたい記念時計を考える
なので、今年は時計を買えないので、時計の本でも買おうかなと思います。
僕のおススメの時計の本と注目の本: 時計好き必見！時計の本おすすめ5選+注目の本10選【英語の勉強にも】
という事で、今回は終わりたいと思います。
以下の動画でさらに詳しく、分かりやすく解説しています！
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