『色んな時計ブランドがあるけど、いまいち違いがわからない』
こんな風に思ったことはありませんか?
そんな疑問を解決するため、僕なりに人気時計ブランドにキャッチコピーを勝手につけてみました!笑
果たして、アリかナシか…判断は読者の皆さんにお任せ致します…。笑
この記事を読めば、人気時計ブランド18社の特徴を端的に分かりやすく理解することができます。(たぶん)
ちなみに、その他の企画系記事は次のようなものも書いているので、もし良ければ読んでみて下さい。
クルマ好き必見!時計ブランド18社を車のメーカーで例えてみた
あの人気時計ブランド16社の特徴を「漢字一文字」で表してみた
目次
人気時計ブランド18社に勝手にキャッチコピーをつけてみた
2020年3月20日から企画・開催している「腕時計オリンピック」。
その際に、より出場ブランドの特徴を分かりやすくするため、そして大会感を出すため、出場ブランドに勝手にキャッチコピーをつけました。笑
キャッチコピーは各時計ブランドの特徴を端的に表さなければならないため、非常に難しかったのですが、これを見て、各時計ブランドの特徴を掴んでもらえればと思います。
【時計界の絶対神】パテック・フィリップ
世界中誰もが認める、時計界の頂点のブランド「パテック・フィリップ」。
そんな絶対神的な存在を表すため【時計界の絶対神】と名付けました。
パテック・フィリップを頂点とする、時計界の格付けはコチラ→1記事でわかる!時計ブランド44社の特徴と格付け 2020年度版
【悠久の最高級メゾン】ヴァシュロン・コンスタンタン
一度も途切れることなく経営している世界最古の時計ブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン」。
悠久の意味は「久しい過去に始まって、変わらず続くこと」です。まさにヴァシュロン・コンスタンタンにぴったりだと思いました。
さらにヴァシュロン・コンスタンタンは世界三大時計ブランドということで、最高級メゾンと名付けています。
メゾンとはフランス語で、家や会社を表します。ヴァシュロン・コンスタンタンも自社のことをメゾンと呼んでいますね。
ヴァシュロン・コンスタンタンの時計をレビューした記事はコチラ→【実機レビュー】ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティシックス
【時計界の無敵艦隊】オーデマ・ピゲ
世界三大時計ブランドというステータスを持ちながら、1972年にロイヤルオークという歴史的な名作を生み出した「オーデマ・ピゲ」。
ロイヤルオークの一番の偉業は、ステンレスで薄くスポーティな高級時計だったということです。俗にいうラグジュアリースポーツ時計の始祖です。
そこから、ステンレス製の高級スポーツ時計を作るブランドが増え、現在では最も人気のあるジャンルとなっています。
1970年代は、セイコーの巻き起こした”クォーツショック”により、スイスの時計産業が大きく衰退した時期です。
結果としてオーデマ・ピゲはロイヤルオークで、時代の荒波を越え、その航跡はスイス時計の指針となりました。
まさに、時計界の無敵艦隊と呼ぶにふさわしいでしょう。
※”ロイヤルオーク”とは、イギリスの戦艦。その舷窓を元に時計ロイヤルオークがデザインされたという。
ロイヤルオークを始祖とするラグスポ時計についてまとめた記事はコチラ→万能な高級時計が欲しい人へ!ラグスポ時計の選び方とおすすめ10選
【ドイツの至宝】ランゲアンドゾーネ
世界五大時計ブランドの中で唯一の非スイスのブランド。ドイツの時計ブランドです。
まさにドイツの至宝と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
ランゲアンドゾーネが得意とするドレスウォッチのまとめはコチラ→ドレスウォッチとは?選び方とおすすめベスト10【全ての紳士必見】
【時計界のダヴィンチ】ブレゲ
天才時計技師ルイ・ブレゲによって創業されたブランド。世界五大時計に名を連ねています。
ルイ・ブレゲは時計開発の歴史を2世紀早めた男と言われているほど、数々の発明をし、時計界のレオナルドダヴィンチと呼ばれています。
その意思を継いでいるブランドということで、時計界のダヴィンチと名付けました。
【超絶技巧ノ技術屋集団】ジャガールクルト
世界三大時計ブランド全てにムーブメントを提供していたことのあるジャガールクルト。
さらには、時計だけではなく様々な発明や特許を取得、1000種類以上のキャリバーを開発しています。
まさに、超絶技巧ノ技術屋集団だと思います。
ちなみに「の」を「ノ」としているのは、カッコいい気がするからです。笑
ジャガールクルトについては、こちらでより詳しく書いています→人と違う腕時計が欲しい人へ!時計愛好家も唸る通な時計ブランド5選
【工業製品の王】ロレックス
ここでいう「工業製品の王」とは、「工業製品の時計としての王」という意味です。ただ語呂が良くないので短縮しました。
ロレックスの製品というのは、徹底して実用性と堅牢性を高めています。手芸や工芸品というよりは、まさに工業製品としての時計の頂点たるブランドだと思います。
王と名付けたのは、ロゴが冠で王様のようだからです。
ロレックスについてはコチラでより詳しく書いています→なぜ、最初の高級時計にロレックスが最適か?5つの理由とおすすめモデル紹介
【海底から月面まで】オメガ
このキャッチコピーを付けることができるのはオメガしかありませんね。
1969年、アポロ11号で人類が初めて月面に到達した際、NASAの公式時計として帯同したのがオメガのスピードマスターでした。
そしてオメガのもう一つの看板がシーマスターです。
1970年、シーマスターを着けて海底油田調査「ヤヌス計画」が行われました。
まさに、海底から月面まで。オメガに行けないところはないといったところでしょうか。
オメガのスピードマスターの話はこちらでより詳しくしています→宇宙好き必見!あの宇宙飛行士を支えた腕時計とその物語 5選
【気品溢れるモダン機械】IWC
スイスの中でも珍しいドイツ語圏に位置するIWC。ドイツ気質でシンプルだが実用的で品の良い時計を作ると評判です。
質実剛健と形容されることも良くあります。
【大空の雄】ブライトリング
ブライトリングといえば、プッシュ式クロノグラフを開発し、飛行機の黎明期から航空業界と共に発展してきたブランドです。
特に1952年に開発されたナビタイマーはフライトコンピューターを搭載し、歴史的名作となりました。
世界最大のパイロット協会AOPA (Aircraft Owners and Pilots Association)の公式時計にもなり、パイロットウォッチといえばブライトリングというイメージが定着します。
まさに大空の雄といえるブランドでしょう。
ブライトリングとパイロットウォッチについてより詳しく書いた記事はコチラ→パイロットウォッチとは?選び方とおすすめベスト10【ロマンある時計】
【世界を照らす日本の鏡】グランドセイコー
日本の至宝とも言えるグランドセイコー。その磨き込みは尋常ではなく、まさに鏡のように歪みなくキラッキラに光ります。
また、鏡はお手本という意味の「鑑」にも掛けています。グランドセイコーは、日本のクラフトマンシップの鑑のような存在なので。
さらに、”世界を照らす”は、日本神話の天”照”大御神を、”日本の鏡”は、三種の神器の八咫”鏡”から着想を得ました。
グランドセイコーについて熱く語っている記事はコチラ→知ってた?あの有名時計ブランドのロゴと誕生秘話ベスト5
【時計界の潜航艇】パネライ
パネライは1930年代、イタリア海軍の要請で潜水特殊部隊のための時計を開発します。
世界初のダイバーズウォッチがロレックスやブランパンから出てきたのが1953年なので、それよりも前のことです。
さらに、当時時計は作戦の精度を高める重要なものでした。そのため、パネライの時計は1990年代後半ごろまで市場に出なかったという歴史があります。
潜水時計の先駆者、そして時計界においても”潜航”をしていたという歴史から、時計界の潜航艇と名付けてみました。
パネライの歴史とダイバーズウォッチについてより詳しい記事はコチラ→ダイバーズウォッチとは?選び方とおすすめベスト10【タフな相棒】
【クロノグラフの一番星】ゼニス
ゼニスといえば、クロノグラフのムーブメント「エルプリメロ」というほど、クロノグラフの名門です。
1969年には、世界で初めて自動巻きクロノグラフを発表したメーカーの一つになっています。
そして「ゼニス」とは、英語で天頂を意味し、ロゴは星になっています。
そんなところから、クロノグラフの一番星と名付けました。
ゼニスの歴史とクロノグラフについてより詳しい記事はコチラ→クロノグラフとは?選び方とおすすめベスト5【車好きも必見】
【駆け上がる新世代の旗艦】ウブロ
ウブロの創業は1980年と、時計界の中では新興ブランドに位置します。
「異なる素材やアイデアの融合」をモットーに、規定概念にとらわれない斬新な時計を次々に発表しています。
そんな姿勢に共感するのか、いわゆる若手成功者や挑戦者、スポーツ選手や経営者などが好むイメージです。
新興ブランドは多数ありますが、その象徴的存在はやはりウブロではないでしょうか。
その成り上がりのスピードは凄まじく、まさに駆け上がる新時代の旗艦(フラッグシップ)だと思います。
【極東の英雄】セイコー
セイコーの一大功績といえば、1969年にクォーツ式腕時計を開発し、精度の高い時計を安価に大量生産することに成功、腕時計を高級品から日用品に変えたことではないでしょうか。
これにより、スイスの時計産業は大打撃を受け、休眠・倒産するブランドが相次ぎました。これをクォーツショックと言います。
このようにセイコーは先駆的な存在でありながら、常に新しい挑戦をし続けているブランドです。
セイコーの時計との日々を書いた記事はコチラ→ロレックスの次にセイコーSKX007を選んだ理由【最強の2nd時計】
【世界を揺るがすGの衝撃】カシオ
カシオといえば、やはりG-SHOCKですよね。世界中どこでも使われている究極のツール時計です。
G-SHOCKのデビューは1983年、DW-5000は、世界を驚かせた歴史的名作だと思います。
そんなところをイメージして、世界を揺るがすGの衝撃となずけました。
【東洋の遊撃手】オリエント
オリエントは日本のメーカーです。セイコーやカシオ、シチズンのようにメジャーではありませんが、知る人ぞ知る国産ブランドです。
どこかクラシカルで愛着が湧くような時計を作っています。大ブランドに比べて、自由度が高いブランドのように思えます。
また、”オリエント”とは、英語で東方にある世界。
そんなところから、東洋の遊撃手と名付けました。
オリエントなどの安価な時計を詳しく書いている記事はコチラ→安くて良質な時計が欲しい人へ!5万円以下で買える機械式時計10選
【逆襲の救世主】スウォッチ
スウォッチの創業は1983年、クォーツショックがスイス時計産業を直撃したあと、日本メーカーからシェアを取り返すことを目的に創業されました。
創業者のニコラス・G・ハイエックはさらに、スウォッチグループを組織し、まさにスイス時計界のリーダー・救世主へとなっていきました。
そんな彼が立ち上げたスウォッチは、まさに逆襲の旗手といえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?汗
僕はキャッチコピーのセンスがあるとは思えませんが、考えているのは楽しかったです。笑
皆さんなら、どんなキャッチコピーを着けますか??
本記事が、時計選びの参考になれば嬉しいです。
ちなみに、腕時計オリンピックはまだまだ開催しています!
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ではまた!ありがとうございました!