学校や病院、お店や家の中など、いつも何気なくそこにあるセイコーの時計。我々日本人にとって、ごく当たり前の存在ですよね。
実はセイコーの時計には、海外で個性的なニックネームがたくさんつけられているのをご存知ですか？
今回は、そんな日本人が知らない、世界で愛されているセイコーの時計のニックネームをまとめたいと思います！
この記事を読めばセイコーの見方が変わるかもしれません。
目次
セイコーの海外ニックネームまとめ
セイコーの腕時計18本のニックネームを、ダイバーズウォッチ編、クロノグラフ編、3針編の3章に分けてまとめていきます。
ダイバーズウォッチ編
SKX007 “ブラックボーイ”
僕も持っているSKX007のニックネームはブラックボーイです。
数あるセイコーのダイバーズウォッチの中でも最安値級であり末っ子とも言えるSKX007。
まさに末っ子感あるニックネームですね。
こちらも合わせてご覧ください→ロレックスの次にセイコーSKX007を選んだ理由【最強の2nd時計】
SKZ211 “アトラス”
セイコーのセカンドラインである「セイコー5」の時計SKZ211のニックネームはアトラスです。
世界地図帳をアトラスといいますが、この時計のインナーベゼルに方位計がついていることからだと思います。
SKZ323 “スターゲート”
この時計のニックネームは、スターゲートです。
『スターゲイト』(Stargate)とは、1994年10月28日に公開されたアメリカのSF映画のタイトル。また、物語のきっかけとなる環状遺跡の呼称。(引用: Wikipedia)
映画に出てくる環状遺跡にこの時計のベゼルが似ているところから来ているようです。
SBEQ001 “アーノルド”
このモデルは、アーノルド・シュワルツェネッガーが、プレデターをはじめとする数々の映画で着用していたことからアーノルドのニックネームがつきました。
SRP307 “シャークトゥース”
これは見た目のままですね。文字盤のアワーインデックスが、サメの歯のような形状をしているためです。
SKZ245 “フランケン”
セイコー5のフランケン。
確かに、フランケンシュタインのように、ボルトが埋まっているように見えますね。
SNZH55 “フィフティ・ファイブ・ファゾムス”
この時計は、ブランパンの歴史的名作「フィフティファゾムス」によく似ていることが由来です。
それのセイコー5版ということで、フィフティ・ファイブ・ファゾムスなんですね。
ブランパンのフィフティファゾムス↓
SRP777 “タートル”
言われてみると、ケースの形状がカメに似ていますね。
SBDC001 “スモウ”
この時計は、ケース径45mm、重さ170gと、重量級なんですよね。
そんなところから、相撲(スモウ)を名付けているようです。
SRP637 “モンスター”
見た目からからモンスターというニックネームがついています。
確かに文字盤の威圧感というかおどろおどろしさが、口をぐわっと開けたモンスターのようです。
SBDX013 “ツナ”
この時計はセイコーならではのアイコニックな時計ですよね。外胴のプロテクターがツナ缶のように見えることから、ツナのニックネームが付いています。
SRPB51 “サムライ”
基本的に丸を基調としているダイバーズウォッチの世界において、この時計は直線を基調とし、凛とシュッと感、鋭利な雰囲気が漂います。
そんなところがサムライの佇まいや日本刀を連想させるのでしょう。サムライのニックネームも納得です。
SBDC029 “ショーグン”
この時計もサムライのように、シュッとした雰囲気を漂わせていますね。
サムライの価格の2倍します。サムライの系譜、上位機種ということでショーグンと名付けられたのかもしれません。
クロノグラフ編
SCED043 “エイリアン リプリー”
この時計は、バックトゥザフューチャーのデロリアンやBWWのM1などもデザインした、ジウジアーロによってデザインされた時計です。
映画エイリアンにて、リプリーが着用しているモデルです。そんなところから、エイリアン リプリーのニックネームが付いています。
スピードタイマー6139 “ポーグ”
1973年、NASA宇宙飛行士のウィリアム・ポーグ氏がスカイラブミッションに持ち込んだ時計です。
6139は、世界初の自動巻きクロノグラフだけでなく、それまで無重力空間では”手巻き式時計”しか使えないと思われていた概念を壊し、”自動巻き”も使えることを証明した時計でもあります。
そんなところから、ポーグのニックネームが付いています。
こちらも合わせてご覧ください→宇宙好き必見！あの宇宙飛行士を支えた腕時計とその物語 5選
3針ウォッチ編
SARB033 “ベイビーグランドセイコー”
セイコーの上位ラインであるグランドセイコーのような綺麗さと雰囲気をもつ時計ということで、ベイビーグランドセイコーと言われています。
SNK809 “フリーガー”
フリーガーとは、ドイツ語でパイロットという意味です。
時計ではパイロットウォッチ、特にドイツのパイロットウォッチを指します。
第二次世界大戦時のドイツ空軍のパイロットウォッチによく似ているのでフリーガーと名付けられています。
こちらも合わせてご覧ください→パイロットウォッチとは？選び方とおすすめベスト10【ロマンある時計】
SARB065 “カクテル”
文字盤の放射状の輝きが、カクテルのような雰囲気であることから、カクテルと名付けられています。
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は、意外に知られていない世界で愛されるセイコーの時計のニックネームをまとめました。
もう一度おさらいしておくと…
【ダイバーズウォッチ】
SKX007 “ブラックボーイ”
SKZ211 “アトラス”
SKZ323 “スターゲート”
SBEQ001 “アーノルド”
SRP307 “シャークトゥース”
SKZ245 “フランケン”
SNZH55 “フィフティ・ファイブ・ファゾムス”
SRP777 “タートル”
SBDC001 “スモウ”
SRP637 “モンスター”
SBDX013 “ツナ”
SRPB51 “サムライ”
SBDC029 “ショーグン”
【クロノグラフ】
SCED043 “エイリアン リプリー”
スピードタイマー6139 “ポーグ”
【3針ウォッチ】
SARB033 “ベイビーグランドセイコー”
SNK809 “フリーガー”
SARB065 “カクテル”
やはりダイバーズウォッチが多く、人気が伺えますね。
まだまだ紹介できていないモデルもたくさんありますが、今回のまとめを通して、セイコーの愛され具合を再確認できました。
皆さんの時計選びの参考になれば幸いです。
それではまた！ありがうございました！
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